« 北近畿・山陰の旅1. 天橋立に行く | トップページ | 北近畿・山陰の旅3. 城崎温泉に行く »

北近畿・山陰の旅2. 天橋立へ行く2

 翌日は展望台から天橋立を眺めるつもりだったのだが、宿が天橋立入り口の目と鼻の先だった事から、まずは地元の人よろしく天橋立を散歩してみようと思い立つ。

 実際に歩くとこれが普通に気持ち良かった。両側波打ち際の松林である天橋立はマイナスイオンとα波ミュージックが溢れている感じで、癒し効果満点である。日本三景の特別な趣が皆無な事はともかく、骨休めの旅には良い物だった。

 で、それでまったりした気分になったら、有ろう事か展望台の事をころっと忘れて出発してしまった(歳だ…(T_T))。

 直後に気付いて引き返すべきか一瞬悩んだその時、道路脇に

『日本一のパノラマ展望所』

なる看板が現れたので、反射的にそちらへステアリングを切った。

 細い林道を暫く登って着いた所は山上に立つ『成合寺』と言う古刹だった。一瞬展望台とは別の所へ来てしまったかと思ったが、寺の中にもでっかく『日本一のパノラマ展望所』の立て札が立っているので間違い無いようだ。

 まずは境内を散策してみる。結構古い寺で趣が有る。本堂には左甚五郎作と言う木彫りの龍も飾られていて興味深く見る。

Nariaiji_01

Nariaiji_02

Nariaiji_03

 ところが御守り売り場に『必勝祈願守り』なる物が売られていて、横に貼られた説明書き(これまたでかい(^ ^;))を見ると、

「受験、麻雀、競輪、競馬、ギャンブル等あらゆる勝負事に効果が有る御守りです」

などと書かれている。・・・それって仏教的にはどうなのよ(- -;)?

 この御守りは剣に龍が絡みついたデザインで、不動明王が持つ『倶利伽藍剣(くりからけん)』をモデルにしたものと思われる。この剣は「人間の煩悩を打ち滅ぼして修行成就を助ける剣」だとか「迷い(煩悩)を取り除いて人を守護する剣」等と解説される。これが必勝の御守りと言うのは、勝負に勝つ為には欲を捨てよと言うもっともらしい理由なのだろうか?しかし欲を捨てて競馬に勝ってどうしろと言うのか分からん。もしかして欲にまみれたギャンブラー達に本当の目的を偽って売り付けて、本人の知らぬ間に煩悩を取り除いてしまおうと言う大乗的救済計画か?(人類補完計画なみに余計なお世話である。)

 ・・・な訳ねーか。左甚五郎作の龍にも、その龍自体と同じ位でかい『左甚五郎作~』と言う顕示欲丸出しの看板を掲げてる寺だし、基本的になまぐさっぽい。

 正直言って『日本一の展望所』と言う看板を見た時から違和感を感じていたのだが、それが証明された感じである。

 まぁ、それはともかくその日本一のパノラマ展望所へ登ってみた。

Nariaiji_04

Nariaiji_05

 本来の展望ポイントとは違うが一応天橋立を見られたので先へ進む事とする。

|

« 北近畿・山陰の旅1. 天橋立に行く | トップページ | 北近畿・山陰の旅3. 城崎温泉に行く »

「旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

いつのまにか!間があいてしまいましたね。
おそレスすいません。(~_~;)
がんばって歩いて登りましたよ、たしか。
結構笑えますねえ。

投稿: fuuuuuh | 2007.10.24 09:55

 歩いて登るのは結構大変ですよね?私は車で登りましたが、寺から展望所までは結構な距離でした。

 ちなみに寺の参拝受付で、ふもとの土産屋のドリンク無料券と言うのをくれたので寄ったのですが、ホットコーヒーを頼んだらその場でネスカフェを淹れてくれました。ある種すがすがしい気分になりました(笑)。

投稿: うぃんすろう | 2007.10.25 02:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/9044/16764870

この記事へのトラックバック一覧です: 北近畿・山陰の旅2. 天橋立へ行く2:

« 北近畿・山陰の旅1. 天橋立に行く | トップページ | 北近畿・山陰の旅3. 城崎温泉に行く »