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東京でモアイを見る

 日本とチリの修交120周年と言う事で、丸の内にイースター島からモアイ像がやって来た。

Moai_in_marunouchi

 いかにも真新しく見えるのはこのモアイが現在の島民の手によって最近作られた物だからである。イースター島の島民は侵略や病気によって一度滅びかけており、モアイに関する文化も失われている。このモアイは考古学者の最新の研究に基づいて島民有志が作り方から再現した物だそうである。会場での解説には『島民によってマナ(霊力)を込める儀式を受けた本物の石像』とある。『本物の石像』である事を疑う人は居ないと思うが(^^;)。

 よもや客から「これはハリボテだ!」とか「電磁石で地面に貼り着けてる!」とか「椎名桔平に似てる!(←?)」とか言われる事を心配しているとも思えないし、もしや『本物のモアイ』と書こうとして躊躇し言葉を濁したのでは?なんて勘ぐってしまう。

 何をもって本物と言うかは色々考え方が有ろうが、島民のアイデンティティが込められた6トンの石の巨体は見る者にドラマチックな感動を与えるのは確かだ。オリジナルでは無いが本物とでも言うべきか。

 それにしても私が子供の頃は世界7不思議の一つとか言われ、子供向けの図鑑に宇宙人が作ったなんて説がまことしやかに紹介されていたモアイだが、最近の研究成果に従ってトボケた目を嵌め込まれた姿は、もはやどう見ても宇宙人には見えない(^_^;)。また一つ世界から神秘が失われて行く…

 何にしても子供の頃からの憧れだったモアイを生で見られたのは感慨深い物が有った。イースター島は日本から見て殆ど地球の反対側である。たとえ現代に作られた物でもモアイを実際に見る機会など滅多に無いのだから。

 …なんて思ってたら、実は宮城県にチリから送られたモアイ像が有るとか(それも一つじゃ無いらしい)。イースター島の石を使ってイースター島の職人が作ったそうなので、これも本物と言う事になるのか・・・と思ったら、地元ではレプリカと言われてる様だ。これは謙虚さからそう言ってるのか、それとも本物を名乗れない理由が有るのか?例えば特定のモアイをそっくりそのまま複写して作ったとか、或いはマナを込めてないとか。

 それにしてもモアイが来たり、自由の女神が来たり、マーライオンが来たり、東京に居ると結構色々な物が見られる。しかも現地で見るより間近で見れたりするから皮肉である。

 とは言え、こうした御当地キャラ(?)はやはりそれらを作った地元の文化や風景の中でこそ輝く物。いずれ現地へ見に行きたい物である。

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コメント

ちょっと怖いですね~。目が。
偽者かと思ってました。
確かに現地で見たいです。

投稿: fuuuuuh | 2007.10.01 21:37

 暫く前にコメント書いたですが、アップされてなかったようですね。酔ってたからかな(^_^;)?

 実はこのモアイは親善大使の役割を担わされていて世界各国を回っているそうで、本当は目だけでは無く帽子も有るそうなんですが、事情は分かりませんが行く先々で装備が変わってるんですよね。今回は目が有って帽子が無かった訳ですが、ある時は帽子が有って目が無かったりしてます。

 島民の皆さんには悪いですが、正直目が無い方がそれらしく見えて良かったなぁと個人的に思ってしまいましたm(_ _)m。

投稿: うぃんすろう | 2007.10.06 21:40

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