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北九州紀行2 『福岡市美術館へ行く』

 初日は午後に福岡空港に到着。取敢えず博多市内をぶらぶら歩いてみる。私は旅に出ると結構歩いて周る。名所を多く周る事は出来ないが、知らない場所を歩くと小さな発見が色々有って楽しい物である。

 で、博多駅から歩き始めて天神でとんこつラーメンを食った後、福岡市美術館迄歩いてみた。近くには県立美術館も有るのだが、ガイドブックに書かれたわずか2人ずつの収蔵作家名から推測するとこちらの方が好みの作品が有りそうだったのだ。

 建物に入ると美術館と言うより公民館か市役所と言った味気無い雰囲気だ。この辺は多くの市立美術館で感じる県立や国立との差だ。

 しかし収蔵作品は侮れない。ユトリロの初期の非常に良い絵が有るし、フジタやシャガール、ミロ、三岸好太郎、佐伯祐三、青木繁等が観られる。

 しかし何と言っても圧巻だったのはダリの『ポルト・リガトの聖母』(当然デカい方)だ。「そうかここに流れて来てたんだなー。」としみじみ思いながら、東京の企画展だったら絶対に人だかりで近付けないこの絵を舐める様に観た。とにかく30分経とうが1時間経とうが客は私以外誰も居ない。部屋の隅に座ってる美術館の人もずっと寝たままだ(笑)。息がかかる程の近さ(ガラスが無ければ)でいつ迄見ていても文句を言う人は居ない。デカイ絵なんで画集では分からなくなっていた細かいディテールもはっきり分かる(特にダリの場合細かいディテールは重要だ…と思う)。消失点に針を刺した穴が残ってるのも見える。正に至福の時間である。

 ちなみにこうした地方の美術館では余りビッグネームでは無い地元出身とかの作家の作品がコレクションの中心である事が多いが、こうした知らない画家の心に残る絵に巡り合えるのも魅力だ(でも名前覚えられないんだよなー(T_T))。

 てな訳で初日は自分的には結構満足であったのだった。

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