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2005年1月

大画面2

 しばらく前にSAMSUNG電子が薄型ブラウン管テレビなる物を発売した。従来のブラウン管テレビより奥行きを30%程度短くしており、32型ワイドで38cmだとか。同じ韓国のLG電子も出すらしい。(もう出たか?)

 考えてみれば世に出る前は『夢の壁掛けテレビ』等と謳われた液晶やプラズマの薄型テレビだが、いざ発売されてみたら意外に重いやら発熱が猛烈で壁との間に隙間が必要やらで民家の壁なんかに簡単には掛けられず、結局スタンドを付けてテレビ台に載せているのが現実だ。

 で、スタンドを付けてテレビ台に立てた薄型テレビの画面は何だかんだ言って壁から30~40cm離れてしまう。さらに一般的に広く行われている部屋のコーナーにテレビを設置するケースでは、薄型テレビでもどの道後方にデッドスペースが発生する。今回の薄型ブラウン管テレビは管の薄型化に伴ってサイドの後方への絞り込みも急になっており、部屋のコーナーに置いた場合は液晶やプラズマと見た目の差は無いのではないかと思われる。値段は当たり前だが従来のブラウン管テレビと大差無い。32インチ以下の薄型テレビには新技術と言うイメージ以外に実質的なセールスポイントは無くなるかも知れない。消費者がどう反応するか分からないが少なくとも日本以外では相当売れるのではないか。

 日本のメーカーは薄型テレビ一直線に突っ走ってしまい、ブラウン管の生産はやめてしまったメーカーも有る。トリニトロンの高画質がアイデンティティーの様な物だったソニーでさえ業務用モニターを全て液晶にしてしまった。

 SAMSUNGは液晶やプラズマでは大画面化や価格攻勢で業界の競争を引っ張る存在だ。そうしてライバルを焚き付けて置いてちゃっかりこうした商品も作っていたとは日本の家電メーカーより遥かにしたたかだ。

 ちなみにソニーはプラズマからも撤退して液晶一本に賭けるとか。液晶でカバーし難い大型はリアプロジェクターを投入するそうだが、正直言ってリアプロは技術的には殆ど完成していると思われ、それで今の値段と言う事は今後値段が下がる余地は少ないのでは無かろうか。近い内にプラズマの方が安くなって存在意義が薄れそうな気がする。

 勿論近い将来にはテレビは薄型に置き換わる事は間違い無く、薄型ブラウン管はつなぎに過ぎないのだが、他のメーカー達が未だ市場が完全に立ち上がっていない商品で既に過渡競争に陥ってしまい、儲からないと嘆きつつ血を吐きながら続ける悲しいマラソンを繰り広げている中でこの様な商品を出して来る冷静さは日本のメーカーも見習うべきかも知れないと思うのである。

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大画面

 暫く前に42型で30万円を切る価格のプラズマテレビを出したバイ・デザイン(株)が、5万円の値下げを行い25万円を切る価格にして来た。しかも年内に20万円を切る価格にする事を計画しているとか。こ・・・これなら買えるぞ!!

 ちなみにこの製品に使われているプラズマパネルはワイドVGAタイプと呼ばれる垂直方向に480ドットの画素数のモデルで現在他社で主流の720ドットの物より解像度では劣る。とは言え一昔前には100万円位していた物もワイドVGAだった訳で、その頃店頭で見て特別解像度の低さを意識しなかったのも事実。液晶の様に画素がくっきりしていないプラズマは粗が目立ち難いのだろう。

 また、この会社では720ドットの製品も5万円アップで販売しており、これも他社に比べて抜群に安い。他に50インチの製品や液晶のテレビも有るがやはり相当安い。

 他社の値下げペースがこれに影響されて速くなってくれる効果も期待できるかも知れないし、いずれにせよ今年中に大画面テレビ購入も現実的になって来たようで、映画ファンとしては嬉しい限りである。(家電メーカーは相当苦しいらしいがな(^^;)・・・・・。)

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NHKの死

 NHKの番組内容改編問題で朝日新聞とNHKのやり取りを見ていると根本的な所が狂っていると思わざるを得ない。未だに圧力が有ったか無かったかの応酬をしているようだが、はっきり言って有った事は明白ではないか。これはNHKや安部晋三議員が嘘をついていると言っているのでは無い。彼らの言っている事自体が圧力が有った事を自白していると言う事である。

「公平な報道をお願いしますと言っただけで内容を変えろとは一言も言っていない」

安部議員はこの番組で取り扱われている問題について固有の立場を取っていた様である。その議員が番組の内容について説明された後に「公平に」等と言ったらそれはすなわち自分の立場から見た公平をお願いしていると取るのが常識である。「変えろ」と言う直接的な言葉を言ってないから云々と言うのは政治的レトリックとも呼べない小学生の屁理屈である。

 そしてそれ以上に根本的に狂っているのはNHKの

「呼びつけられた訳では無く、予算についての説明のついでにこちらから出向いて番組の内容や趣旨を事前に説明しただけで、あくまで通常の業務の範囲」

と言う言い分である。あほたれ!!国から予算が出ているからと言って特定政党の議員に番組の内容まで事前に説明する理由なぞ有るか!!おまえらは中国や北朝鮮の国営放送と同じかい!?

 更に言うとNHKのこの言い分からは、こうした事が今回の件だけでは無く日常的に行われている事があっけらかんと語られており、事の異常さが全く認識されていない事には恐怖さえ感じる。

 ここ暫くの不祥事続きで組織としての信頼は瀕死の感が有ったNHKだが、今回の件で報道機関としては完全に死んだと言えるのではないか。

 朝日新聞の取材方法がどうのこうのと言うのは全く別の問題で、そっちに論点が移ってしまい本当の問題が余り語られない事に非常に不安を感じる。

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